なんだろう?なんかグッときた

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映画『東京喰種』トーキョーグールの感想!それは成熟を促されているような。ちなみに原作は読んでません!

映画『東京喰種』トーキョーグールの感想!それは成熟を促されているような。ちなみに原作は読んでません!

 

 

 

 

 

映画『東京喰種』を見ました。
よかったです。非常によかったです。ですが、全面的にすげぇいいや!知ってる人みんなに勧めるのかというと、勧めません。それでもいい映画でした。

 

ぼくは原作のマンガを読んでいません。
予備知識として、喰種(グール)っていう人を食べる生物が出てくる物語なんだろうな・・・ぐらいなもんでした。

 

そこなんです。人を食べる種族が出てくる。ここでもう、アウトな方はアウトですね。
初めてのデートに行きました。『東京喰種』を観ますか?
う~ん。
デート相手によるなと・・・。そこです。

 

 

『東京喰種』万人受けはしません。万人する映画がいい映画なのか?それは違うんじゃないのかと。ぼくには、私には、解りました。ぼくは、私はメッセージをしっかり受け止めましたよ。作り手の伝えたいメッセージとは違うかもしれません。それでもいいのです。そう伝わってきたのですから。世に出たなら、それはもはやお客さんのモノなのでしょう。

 

いやもう御託はやめておきましょう。
『東京喰種』良かったのです。

 

何が良かったのか?

 

窪田正孝さんの演技!

蒼井優さんがとにかくこわいのです!

岩松了さんの「もう大丈夫だから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窪田正孝さんの演技がステキなのです!

 

ぼくは演技のことはよく分りません。技術論などはさっぱりです。
それでも窪田正孝さんの演技がステキだったのです。

 

主人公(金木)はハーフ喰種になってしまい、腹を空かして街を徘徊するのです。
そのときの表情やら雰囲気やら、コワかったのです。

 

かつ、普段おどおどした主人公が戦うシーンだとかっこいい。
そのギャップですよね。

 

主人公は迷いがあるのです。主人公はもともと人間だったのに喰種になってしまったのです。だからどっちのことも分かるのです。葛藤している姿が美しいのです。

 

窪田正孝さんと言えば『ケータイ捜査官7』での初主演。当時は正直、この方は誰なんだろう?そんな風に思っていました。ただ『ケータイ捜査官7』の監督をされていた三池崇史監督が「10年後に窪田を選んだ理由がわかる」そんなことを言われていました。『ケータイ捜査官7』は2008年の作品です。『東京喰種』は2017年の作品です。先見の明があるんでしょうね。窪田正孝さん大活躍です。

 

 

 

蒼井優さんがとにかくこわいのです!

 

とにかく蒼井優さんがこわいのです!
映画序盤は蒼井優さんのこわさから目が離せないのです。
いつもすごい女優さんですね。

 

 

主人公と蒼井優さん演じる女子がデートしていい感じなるのです。
でも見ているこっちはあれですよ。蒼井優さんが演じているわけですからね。
そりゃもう、なんかあるんでしょ?ですよ。公園なのかな?路地で抱き合うシーンがあります。それがもう、違うドキドキなのです。

 

 

蒼井優さん演じる女子が主人公を食べようとするのです。
蒼井優さんがコワいのです。とにかくコワいのです。
ぼくの中では、これこそが蒼井優さんの真の姿だと思っているのです。壮絶な誉め言葉です。

 

 

映画序盤の20分も出演されていないかもしれません。
それでももう、出演されている時間は全部蒼井優さんが持っていっている感じすらするのです。蒼井優さんが出演されている部分はホラー映画になっている感じなのです。

 

 

岩松了さんの「もう大丈夫だから」

 

岩松了さんさんが医者役で出演されています。シーンは少ないです。
病院で寝ている金木に「もう大丈夫だから」的なこと言うのです。
その言い方や表情などから、見ているぼくは、あっ・・・絶対大丈夫じゃないんだろうな・・・感がハンパないのです。

 

案の定、主人公金木に喰種の心臓を移植してしまっているのです。
そして謝罪会見的なモノに出演されていました。

 

 

 

映画『東京喰種』のグッときたところ!

 

主人公はそれまで大学生とう日常をおくっていたのですが、ある日突然、半分喰種になってしまいました。人しか食べられなくなってしまうわけです。つまり今までおくってきた日常はおくれなくなるんですよね。


ぼくは映画を観ていて、そこへ感情移入してしまいました。窪田正孝さんがトマトなど食べたモノを吐くのです。苦しそうに自室の床を這うんです。その姿にぼくは、こりゃあ他人事じゃないぞと思ってしまったのです。

 

 

もちろん現実世界には『喰種』はいません。それでも自分のこれまでの経験なんかを重ねてしまうわけですね。壊れていく日常、これから自分はどうしたらいいんだろう?その哀しみ、苦しさ、葛藤なんかを、食べ物を吐いて床を這っている窪田正孝さんを見て思い出すわけです。胸が苦しくなのです。ただ、映画を観終わったあと思いました。別にオレ、そこまで苦しい経験したことなかった・・・。

 

窪田正孝さん演じる主人公は半分『喰種』なのです。そしてかつ、人生の途中から『喰種』になったのです。十代の終わりまでは『喰種』ではなかったのです。にもかかわらず『喰種』になってしまったのです。

 

明日、実はあなたはイギリス人なのよ。そう言われたどうします?それまで日本人だと思って生活してきたのに・・・。いきなり流暢に英語を話せたりはしないわけですね。こういう苦しみありますよね。う~ん、この説明あんまりよく分んないですね。

 

なんでしょう。もともとがそうであったなら、そこへの違和感がないですよね。でも途中からそうなってしまったから、そこへの違和感がありますよね。その違和感が窪田正孝さん演じる金木からすごく伝わってきたのです。

 

映画では匂わすぐらいにしか描いていなのですが、CCGの捜査官二人にも『喰種』にしてやられた辛い過去があるんだろうなと・・・。『喰種』とCCGの捜査官の戦いはどっち応援していいのか、分からないのです。胸が痛むのです。分かり合う日など来るのだろうか?そんなところです。

 

CCGの捜査官は『喰種』に言うのです。
「生きているだけで罪なんだ」

 

『喰種』はお腹が空くんです。でも人しか食べれないのです。でもね『喰種』、みんながみんな人を狩って食べているわけではないのです。どちらかというと、ひっそりと人目を偲んで生活をしてたりするのです。映画の構成やら演出力なのでしょうね。ぼくは『喰種』じゃないのに、なんでか『喰種』側に感情移入をしてしまっているのです。

 

でもぼくは実際には人間なのです。だからね思うんですよね。やっぱり『喰種』いたらこわいもんな・・・。現に蒼井優さん演じる『喰種』はコワかったし・・・。人食べる気満々だったし・・・。

 

もうそうなってくると、この映画どうやって終わらすんだろう?答えなんてでるの?そんな風に思いますね。

 

 

CCGの捜査官に両親をあやめられた『喰種』の女の子がいます。その女の子はCCGの捜査官をやっつけます。それでも、とどめはささないのです。CCGの捜査官は『喰種』と戦うために、倒した『喰種』の体の一部の武器的な部分を使用します。CCGの捜査官はあやめたお母さんの体の一部を武器にしています。とうか、なんならお母さんがあやめられるところを、見ていたりします。それでも、とどめはささないのです。

 

 

『喰種』の女の子は主人公に尋ねます「私は生きていていいのかな?」主人公はもちろんいいんだよ的な、答えを出します。

 

 

映画のラストは、『喰種』たちが働く喫茶店です。『喰種』たちは普段通り働いています。それを見て主人公は微笑むのです。『喰種』も人間も変りないじゃないか的な微笑みなのかな~とか思えるのです。共存の可能性を感じさせる終わりなのですね。

 

 

かと言ってテーマは非常に難しいです。異生物との共存。ましてや相手は捕食者。
ぼくなんかは、すぐに答えを欲したいとう悪い癖があります。矛盾とか葛藤を抱えて生きるというのは人を成熟させるモノなのでしょうかね。すぐに答えが欲しくて楽になりたいのです。

 

 

でも答えは出ないのです。だから野田洋次郎(RADWIMPS)が歌うエンディングテーマ「BANKA」に助けてもらおうと思ったのです。野田さんの優しい歌声が聴こえてきてホッとできると思ったらそうでもないのです。

 

 

なんですぐ頼るの? なんでよりかかるの?
そんな 曖昧なもので 片目を ふさがないで

 

 

 トータル、ちゃんと自分で考えて頑張るんだよ~的な話なのです。

 

ぼくが映画『東京喰種』を見て最終的に感じたことは、ちゃんと自分の頭で考えねば、
成熟せねば、そんな風に思ってみましたとさ。

 

 

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。