なんだろう?なんかグッときた

雑記ブログです。三十代男、こじらせております。

中島哲也監督の映画【来る】を見る!そして感想!【ネタバレあり】

中島哲也監督の映画【来る】の感想!【ネタバレあり】

 

12月にホラー映画を見る。ああ~寒いのにな~。そんでもってぼくはホラー映画が苦手なのです。怖いのが嫌なのです。夜シャワーを浴びている無防備な時に、もしかして?そんな風に頭をよぎるやつが嫌なのです。だらかもうほんとんどホラー映画は見ないのです。

 

ですが映画『来る』は監督が中島哲也さんです。個人的に『下妻物語』がすごくよくて、映画を見た当時の自分にガツンと来るなにかがあったのでしょうね。そして『嫌われ松子の一生』では色々苦労して生きてきた主人公が、小学生の集団的な連中の一人に金属バットで頭を叩かれて、命をおとしてしまうシーンが、ひきの絵であるのです。

 

CGで処理だったかでしょうか、イラスト風だったでしょうか、とにかくコミカルなんです、どこかポップなのです。可愛らしい音楽が流れていたかもしれません。それがもう切なくて・・・。涙が出てくると言う・・・。人の一生の無常と言いましょうか。どこかで違う道を選択していなたら、違う結末だったんじゃないか?的なこう・・・。なんでしょうね。無常・・・。

 

そんなこんなもあって『来る』ホラー映画でしたが見てみました。

 

 

 

 

以下【ネタバレあり】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『来る』を見て思ったこと!(ストリーを語りつつ)

 

 

 

 

一人で観に行くんじゃなかった・・・。いやでもそれはホラー映画だからってわけじゃないのです。むしろぼくは途中で怖くなくなってしまったのです。そしてただただ考えるとう作業に没頭してしまったのです。決して怖くないわけじゃないです。

 

 

ざっくとしたストリーとしては来るわけですね。主人公の元へ来るわけです。なんだかわからない何かが来るわけです。命を奪いに来るのです。理由はわからない。もう怖いですよ。原作は澤村伊智さんの小説『ぼぎわんが、来る』です。ちなみにぼくは原作を読んでから行きました。だからって言うのもあるかもしれませんね。途中から考えだしてしまったのです。

 

www.garyoku.xyz

 

 

原作とは違う部分もあります。映画では人間の持っている怖さというか、嫌さによりスポットが当てられている気がします。三部構成的に考えるといいかもしれないですね。途中で主人公が代わっていく感じなのです。命をおとしてしまうからです。

 

 

最初は妻夫木聡さん演じるお父さんが主人公的な感じなのですが、妖怪的な『来る』の罠にかかって命をおとします。じゃあ、『来る』を固有名詞のように扱っていきますね。主人公は結婚していて娘がいます。その娘を襲って『来る』はやってくるのです。連れさろうとするのです。だからお父さん守ろうとするわけですね。

 

 

ただですね。妻夫木聡さん演じるお父さん、なんだか嫌な感じのキャラクターなんです。軽薄と言いましょうか、軽口をよくたたくといいましょうか。社内の女性職員と浮気的なことがあったりしていることが匂わされます。イクメンを気取って、育児ブログを書いているのですが、内容と実際がともなっていません。ブログを書くために現実があるような感じなのです。おそらく感情移入できないように、作られているんだと思います。見せ方の問題もありますが、原作以上にお父さんには感情移入できない作りになっています。

 

 

で、御父さんが亡くなってあとはお母さんですね。黒木華さんが演じられています。お父さんがいなくなくなってしまった。それでも生活はある、一人娘がいる。お母さん、ストレスをためて娘に当たるようになっていきます。というかお母さん、もともとお父さんをウザいと思っていたらしく、お父さんが亡くなって嬉しかったと言っています。

 

そしてお父さんの友人である、大学の准教授と浮気をしていたことが判明します。娘一人を養っていかないとう苦労はありつつも、なかなか感情移入は出来ないですよね。そいう作りになっているんでしょうね。『来る』によって、お母さんも命をおとします。娘を守って、う~ん。まあ、その時にはもう自分の生活が中心ですのお母さんになっていましたね。自身の母親もそんな女だった的な伏線もありつつですね。母と言うよりも女性とう割合が高くなっていたんでしょうね。娘さんの面倒は小松菜奈さん演じる、霊能者的なキャバ嬢が面倒を見ている感じなのです。

 

 

ちなみにお父さんの友人である准教授なのですが、一見お父さんの親友の立場にいます。ですが本心はお父さんを空っぽの人間とバカにしているのです。そしてお父さんに手にしたモノを奪うのを趣味としています。だから会社の浮気相手(お父さんの結婚式にて会っています。)とも関係を持ったし、お母さんにも手を出したわけですね。

 

 

ホラー的な怖さを演出しつつも、人間の持っている怖さ。嫌らしさ。狡さ。なんかが見えるわけですね。ぼくも一応大人ですからね。そこらへんは咀嚼しながら拝見しているわけですね。勿論人間にはそういやイヤな面もあるけど、多面的なモノですからね。与えられた情報のみを鵜呑みにして絶望はしないのですね。まあね、自分も狡いところはあるわけですし、まあね、いいところもありますからね。主人公たちに感情移入は出来ないのですが、ぜんぜん飽きずに見ていけるのです。

 

 

 

 

 

ポイントはここら辺からなのでしょうかね。『来る』を解決するために小松菜奈さん演じる霊能者的なキャバ嬢と、岡田准一さん演じるオカルトライターが登場します。アウトローな感じのお二人なのです。表面的には妻夫木聡さん演じるお父さんや、黒木華さん演じるお母さん、青木崇高さん演じる准教授のほうがちゃんとした人に見えるわけです。ですがこの作品の良心的な部分を担当するのは、霊媒師的なキャバ嬢とオカルトライターなのです。霊媒師的なキャバ嬢は両親を亡くした娘さんのことを心から心配しており、そしてまたオカルトライターはそんな霊媒師的なキャバ嬢を心から心配しているのです。

 

 

霊媒師的なキャバ嬢には子供を産めない体、そしてオカルトライターには、昔の恋人が人工中絶で子供をおろしたという過去があります。そのため尚更、行動の理由づけになるわけですね。行動の理由と言ってしまうと冷たい感じがしますが、だからだよねそうだよねって、映画を見ているぼくは思えるわけですね。

 

 

霊媒師的なキャバ嬢のお姉さん、松たか子さん演じる日本最強霊媒師的な人が登場します。秘密裏に政府公認的な感じなのです。警察組織が傘下に入るぐらいの強力な力を持っているのです。カッコいいのです。そして孤独なのです。とんでもない妖怪たちと戦ってきているわけです。そのため、失わないようにはなから何も持たないようにしているのです。それは家族だったりということです。そのため妹も冷たい感じなのです。でも最強霊媒師が一番やさしくて強いのかもしれません。

 

 

お父さんが亡くなり、お母さんが亡くなり、主人公が岡田准一さん演じるオカルトライターに代わってどうなっていくんだろう?そんな風にワクワクししていた矢先なのです。

 

 

 

『来る』を払う。まあ退治するために各地方に住む霊能力者たちが呼ばれるのです。『来る』の手にかかって命をおとされる方もいたりします。『来る』と対峙する場所は、家族が住んでいた高級マンションです。警察がマンションの住人たちを避難させます。ガス漏れてきな理由です。通行止めにするのです。マンション前の公園には、舞台的なものが作られるのです。能の舞台みたいな感じです。京都あたりかな、沖縄のユタもこられていました。『来る』を呼ぶための儀式が行われます。呼んで退治するわけです。豪華なセットが組まれて言うのです。厳かな雰囲気です。能の舞台のような、舞っている方もいます。とにかく豪華なのです。

 

 

だたぼく、思ってしまったのです。『来る』はそんなに強大な相手なのか?この国をあげて戦わねばいけないほどの妖怪だったのか?いつのまに・・・。いや最初からそうだったのか?ゴジラ的な感じというと、言いすぎかもしれませんがそれに近い相手なのです。間引きという慣習じゃないけすけど、そういったものが過去にあったわけですね。その蓄積、それが『来る』の強大な力になっている。具体的なそんな説明はないのですが、ぼくが勝手に考えてしまったのです。そこらへんから頭で考えるようになってしまったのです。

 

 

『来る』がやって来るわけなのですが、オカルトライターは言われるのです。柴田理恵さん演じる、『来る』によって片腕を失った霊能力が言うのです。これから闇に覆われる、自分が生きているのか?死んでいるのか?それすらも判断できない闇がやって来る。『痛み』だけが自分が生きている証拠になる的な話なのです。

 

 

でもまあ、『来る』やって来るわけですね。強大な相手なのです。実際の姿は見えません。ぼくの中ではここら辺からホラー映画を逸脱しました。公園の舞台にて儀式を行っている霊能者の方々が満身創痍なのです。命をおとしていくのです。家族が住んでいたマンションの一室に祭壇的なモノが作られており、松たか子さん演じる最強霊媒師が祈っているのです。そこにオカルトライターもいます。最強霊媒師は娘はあまりにも『来る』といっしょにいすぎた。そして娘が『来る』を手なずけている的なことを言うのです。つまりそれは娘ごと『来る』を倒さないといけないとうことですね。

 

 

オカルトライターと霊媒師的なキャバ嬢は娘は助けたいのです。でもダメって言われるんですね。この時点で、『来る』によって色々な方が命を奪われているのです。七十代ぐらいの正装した神主さん的な服装の人物なんて、血を吐かれているわけですね。切ないわけですね。きっと高名なかたであり、失いたくないから何も持たない的な方だったのかもしれません。ぼくの勝手な推測です。そんなこともあり、オカルトライターの娘も助けたいに、そうだ!そうだ!って、いけないわけです。

 

ところがですよ。最強霊媒師、邪魔する何でも屋をオカルトライターが持っているナイフで刺すわけです。おおお!これはさっき言っていた。これから闇に覆われる、自分が生きているのか?死んでいるのか?それすらも判断できない闇がやって来る。『痛み』だけが自分が生きている証拠になる的なやつだな。さてはこれ、オカルトライターが『来る』によって見せられている幻想であり、この最強霊媒師は罠なんだな?ぼくはそう考え、ここからの逆転劇が描いたのです。

 

 

ありがちなパターンなのかもしれません。ですがね。ハッピーエンドに向かっていくはずだ!ですが違ったのです。『来る』の幻想じゃないのです。最強霊媒師は娘とオカルトライターをマンションの下に落下させます。娘の命を奪わなくて済むようにです。こんな無様なお祓いは始めてだ的なことを言って、『来る』と戦くのです。最強霊媒師の生死は描かれていません。それでも『来る』は退治したようです。柴田理恵さん演じる霊媒師は命をおとして公園に倒れています。

 

 

ラストは両親のいなくなった娘を真ん中に、オカルトライターと霊媒師的なキャバ嬢がこれからのことを話します。どうしていいのかわからない的な話です。それでも多分、二人は娘さんを育てるのかな~?なんて、 思ったりはできます。ただ個人的には映画『来る』ホラーが怖いなんてこと以上に、次の展開を予想し出すとうことになってしまいました。最初は感覚として感じていたのに、途中から考えだしてしまったのです。 ぼくは思いました。ブルースリー『燃えよドラゴン』にて言っていた名台詞『Don't think! Feel』考えるな!感じろ!これの難しさと、偉大さを改めて思いを馳せました。

 

 

ただ『Don't think! Feel』考えるな!感じろ!これ、調べたところ続きがあるのです。 『Don't think! Feel』の後に『 It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.』 が続くそうです。

 

最終的な意味は『考えるな!感じろ!それは月を指差すようなものだ。指を見てちゃ栄光はつかめないぞ!』になるのです。

 

う~ん、なんだかゴチャゴヤしちゃいましたね。そうなんですよね。何を思えばいやら?そう思ってしまいました。『来る』そうなんですよ。何を思えばいやら?そう思ってしまいました。ただこれ、友人や仲がいい人と観たならワーキャー言いながら楽しいでしょうね。ああでもない、こうでもない、なにか温かいもの飲んだり食べたりしながら、ホットココアなんか良さそうですね。

 

 

 

ただ原作と関連している話があるようで、霊能者姉妹とオカルトライターが登場!続編なのかな?ちょっとそちらを読んでみようと思います。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。