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【ハンターハンター】キメラアント編メルエムの成長と最期!コムギが関わってくるよ~

『ハンターハンター』キメラアント編・メルエムの成長と最期!コムギが関わってくるよ~

 

ハンターハンター、キメラント編がたまりません。なんでしょう?複雑に絡み合ったキャラクターそれぞれの思いや考え、キメラントの王『メルエム』なんて最初はただの無機質な暴君だったのに・・・。それが物語が進むについて精神的な成長を遂げていくのです。能力は生まれた時からピカ一です。王がその立場にふさわしい本物の王に変わっていくのです。それにはコムギとの出会いが欠かせなかったことでしょう。

 

ちなみにコムギとは?

東ゴルドー共和国発祥の軍儀(グンギ)という盤上競技の現在の世界チャンピオンなのです。軍機と言うのは将棋やチェスに近い、ハンターハンターの世界オリジナルの盤上競技です。王をとれば勝利なのでしょうね。

 

 

ちなみに世界大会にて東ゴルドー共和国は未だに無敗。世界大会は15年ほど前から始まったそうです。コムギは三代目の軍機の世界チャンピオンであり、5連覇中です。しかし、コムギは目が見せません。なにか独自の感覚で駒をうっているのでしょう。念とかに近いのもしれませんね。そりゃ強いわけですね。

 

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コムギはメルエムに黙れと命じられて、口を閉じます。そして鼻がつまっていたために失神してしまうとう天然的な感じなのです。コムギとメルエムの対比が対比が楽しみですね。コムギと出会って変わる前のメルエムがどんな感じだったのか考えていきたいと思います。

 

 

メルエム生誕!

 

女王である母の腹を突き破って出てきます。正直驚きました。ハンターハンターの敵キャラクターぽくなのです。どっちかってくとドラゴンボールzなのです。フリーザ―とかセル寄りなのです。

 

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えっ??

 

このキャラクターでいくの?キメラント編すごく面白かったのに、大丈夫なのだろうか?今後のストーリー展開は大丈夫なのだろうか?ぼくは勝手に不安になっていましたが。ですがそんなことは全くの杞憂に終わります。王のフォル?は異質さを出すための一種演出なんでしょうかね。他のキャラクターとの差別化ですね。

 

王の生まれて一言めの言葉です。

余は
空腹じゃ
馳走を
用意せい

 

女王は腹を突き破られているわけです。女王を心配して駆けつけたキメラントを尻尾でバチンです。頭部が木端微塵です。

 

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王は命じます。

拭け

 

 

王が命じた者でないキメラアントが尻尾を拭こうします。バチンです。頭部が木端微塵です。自分の母である女王の命など微塵も心配していません。王直属護衛軍の三名と食事に出かけていきます。

 

 

女王に仕えていたキメラアントたちは言います。

信じられねェぜ 
全く
部下を・・・
仲間を喰いやがった

 

それは間違いだな
王はオレ達と
全然別の生き物だ

 

おそらく自分以外の生物は
全部 餌さ

 

王は人間の幼い女子を捕食します。ピトーから脳が美味しいことを伝えられ、殺め、脳を一口つまむも口には合わない様子。

だが食うには
値せぬ

レアモノに
比べればな

 

残虐なシーンです。ただ冷静に考えた場合に生まれたばかりの生物であり、圧倒的な力がある。そして人間ではない、そもそもその瞳には人間が餌としてうつっている。それを踏まえると、その行動というのは、そうなのかもしれません。こんな王が少しづつ変わっていくのです。ちなみにピトー良かれとおもって王にレアモノを見分ける方法をアドレスしようとします。そして王に尻尾で殴られます。

 

王は言います。

予を
愚弄するか

 

暴君です。暴君なのです。

 

 

更に王は言います。

ときにピトーよ
おぬし なかなか
強いな
殺すつもりで
殴ったのだぞ
誉めてつかわす

 

王の言葉を受けてピトーは言います。

勿体無い
御言葉・・・

 

 

ピトー別に嫌味で言っていません。本気で言っています。なんでしょうこの会話。戦慄の走る会話ですね。こわいです。ちなみに王の能力はレアモノのオーラを食べることで自分の力にすることができる。食べれば食べるだけ、パワーアップするのです。

 

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王は東ゴルドー共和国の王マサドルディーゴを見て言います。

何故あのような
ゴミが
王を名乗るのだ

 

プフが説明します。

人間の世界では
よくみられる現象ですね

知も才もない
無能者が血の繋がりやコネクションのみで
不相応の地位に即くこと・・・

 

メルエムは言います。王の名はメルエムと言うのです。

何という
不条理

木偶の為政など
百害を産むだけ
痴愚生物の所業と
言わざるを得ぬわ

 

王はけっこう難しい言葉を使うのです。

 

 

 

 

王とコムギの出会い!

 

メルエムは将棋や囲碁の東ゴルドー共和国内のチャンピオンと勝負をしています。メルエム、腕力が強いだけではなく頭脳的な戦略的な能力も学んでいくのです。ルールをブックを読んで、10局目には囲碁の東ゴルドー共和国のチャンピオンに勝利しています。すごいですね。そんな中で軍儀(グンギ)のチャンピオン・コムギと対局することになります。

 

 

メルエム変化の予兆はコムギとメルエムの初めての軍儀対局時にすでにありました。メルエムは軍儀にて定石にない新手を思いつきます。コムギはその手を見て、その手を殺すことを一瞬躊躇します。が結果的にはコムギ、その手を防ぎメルエムとの軍儀に勝利します。

 

 

メルエムはコムギに尋ねます。なぜ躊躇したのか?本来なら防ぐ方法を知っていたわけです。よどみなく対局が進むはずです。もし勝負に手を抜かれたなら、メルエム激怒です。実はこのメルエムが考えた新手。昔コムギが作ったものなのです。そしてその手の封じた方を考案したのもコムギ。

 

コムギは言います。

なんか・・・バカな
ワダすからでも
こんな利口なコが
生まれんのかって
けっこう
嬉しかったん
だけども・・・

 

このコを
殺したのも
ワダすです

 

総帥様がワダすと
全く同じ戦法を
考え出すたことは
すごく・・・
光栄で
感動で心が
震えますた

 

一度死んだ我が子が
生き還ったような・・・
そんな気がすたんです
だから
もう一度
この子の・・・
命を消すのが
忍びなくて

 

少す・・・
迷いますた

 

メルエムは言います。

・・・ふん
下らぬ
興が殺がれた
しばし休め

 

 

それでもその様子を見ていた王直属護衛軍の一人であり、プフは思うのです。

王様が
あれほど
長い間・・・
黙って人の話を聞いたのは
初めてですね・・・

 

それはそうと、
プフはもうお母さんみたいですね。

 

 

メルエムとコムギの対局、二戦目!

 

メルエムはコムギの心を乱れさせるために、軍儀の勝敗に賭けを要求します。コムギが勝利しなたら欲しいものをなんでも与えるとのこと。ただメルエムが勝利したなら?

 

メルエムは言います。

其方が
負けたら
左腕を
もらう

 

コムギは悩んだあげく賭けるモノを変えたいと言います。
コムギは言います。

命です。

 

なんとコムギ、自分の命をかけるというのです。話の詳細は、何もできない自分は軍儀に生かされているとのこと。目の見えない自分は軍儀がなくなったら、家族の足手まといでしかない・・・。自分は軍儀で負けたならゴミでしかない。軍儀のプロを目指した日から、負けたら死ぬと決めていたとのこと。コムギ、メンタル的には幻影旅団の団長、クロロみたいですね。いつでも死を意識して生きているとう・・・。

 

メルエムは言います。

命か・・・
どうやら
覚悟が足りなかったのは
余の方だ

 

賭けはやめだ
下らぬマネをした
これで許せ 

 

 

メルエム、自らの左腕を引きちぎります。プフがピトーの念能力での治療を勧めるも、メルエムは頑なです。なんならプフを殺そうとします。コムギが間に割って入ります。コムギ、メルエムが治療をしてくれないなら軍儀を行わないと言います。メルエム、コムギの喉元に刃を向けます。

 

 

コムギは言います。

ワダすを
殺すならば
軍儀で・・・・・・!!

 

メルエムは治療を行います。コムギとの対局は続くのです。メルエムはどんどん上達していきます。ただそれはコムギも一緒なのです。コムギ、覚醒です。コムギ自身も強い相手を向き合うことで、どんどん上達していっているのです。

 

 

メルエムはコムギに尋ねるんです。

名は?
何と申す

 

こりゃあもう、何かが変わり始めた感じですね。あのメルエムが、天上天下唯我独尊的なメルエムが・・・。他者に興味を持つという。

 

コムギもメルエムに尋ねます。

総帥様の
お名前は
何と
おっしゃられるの
ですか?

 

メルエムは自身の名を知りません。現状このブログではメルエムと言っていますが、王はまだ自身の名前を知りません。”自分の名前”自分のアイデンティティーと言い換えていいような、メルエムは自分自身を問うのです。

 

メルエムは考えます。自分が幼い人間の子どもを殺めたことを・・・。

メルエムは言います。

ある分野で
余を凌駕する才を
目覚めさせて
いたかも知れぬ

その芽を
余は抓んだ

 

理不尽に現れ
他の数多ある脆い
強さを奪い


踏み躙り
壊す・・・!!
それが余の力

 

暴力こそ
この世で最も
強い能力!!

 

 

そうなのです。メルエム、自分のアイデンティティーをそっちに置いたのです。ただこれ、さすがは富樫先生ともいうべきストーリー展開ですね。安易にいかなのです。この後とメルエムはコムギを殺しに行きます。

 

 

コムギ、部屋でカラスに襲われているのです。コムギを殺しにいったメルエムですがコムギを助けます。コムギわりと血だらけです。メルエムはコムギを心配します。コムギをコムギでメルエムに助けられ、大事な客人として扱われたのが嬉しくて、嬉し泣きです。

 

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メルエムは考えます。

何なのだ!?
この生き物は・・・!!

余は
こいつを
どうしたいのだ・・・!?

 

メルエムの中に割りきれない感情が生まれるのです。そしてメルエム、それを自覚するのです。コムギはネテロ会長がメルエムの元へ侵入するさいの、ゼノの念能力によって怪我を負います。メルエムはコムギを抱きかかえます。メルエムを殺めるためにやって来たネテロですらその所作を見守りました。

 

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それはメルエムのコムギに対する所作が優しさに溢れていたからです。ネテロとゼノは敬意を表したのです。メルエムの1つの生命に対するあまりに慈愛溢れる振る舞い、これを侵したのでは人成らざる者に成り下がってしまう。そもそもコムギに怪我させたのは自分たちです。場所を変えてメルエムはネテロと戦います。

 

 

メルエムはネテロとの戦いの中で、このような話をします。

たとえば お前達の
社会には国境という
縄張りに似た
仕切りがあろう

 

境をの右では
子供が飢えて死に
左では
何もしないクズが
全てを持っている

 

狂気の沙汰だ

 

余が壊してやる
そして与えよう
平等とはいえぬまでも
理不尽な差の
無い世界を!!

 

始めのうちは
”力”と”恐怖”を
利用することを
否定しない

 

あくまでそれは
秩序維持のためと
限定する

 

余は
何のために
”力”を使うかを
学習した

 

弱く・・・しかし
生かすべき者を
守るためだ

 

敗者を虐げるためでは
決してない

 

始めのメルエムと比べたならどうでしょう?とんでもないですね。メルエムは本当の王になったのですね。メルエムはネテロが体に仕込んでいた爆弾の毒で命を落とすことになります。メルエムは自分に最期の時間が迫っていることを理解します。そしてコムギと過ごす決断をするのです。

 

コムギの居場所を聴くために、パームにメルエムは頭を下げようとするのです。あれです。実るほど頭が下がる稲穂かな、です。あの暴君だったメルエムが・・・。

 

メルエムは最期の時を、コムギと軍儀をして過ごします。その際、ピトー、プフ、ユピーの王直属護衛軍の三人について思います。

余には
過ぎた者たちだ・・・

 

もはや生まれたばかりにメルエムに殺された、師団長たちはなんだったのでしょう?そんな感じなのです。いやそれは言わない約束です。

 

自分の名を知ったメルエム、それは自分のアイデンティティーが確立したということなのでしょうね。メルエムは自分が毒に侵されていることをコムギに伝えます。コムギには害があることを踏まえ・・・。コムギはそれを受け入れます。

 

コムギは言います。

ワダすは
きっと
この日のために
生まれて
来ますた・・・!

 

メルエムも思います。

・・・そうか
余は
この瞬間のために
生まれて来たのだな・・・!!

 

 

その後の話数、タイトル『遺言』は、ぼくは泣いてしまいました。メルエムとコムギの最期が描かれています。その演出があまりに秀逸。ハンターハンターで感動することになるとは、いやはやもう・・・。サイコーです。

 

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最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。