なんだろう?なんかグッときた

雑記ブログです。タイトルだけでも覚えて帰って下さい。

【ゴールデンカムイ15巻】月島軍曹の過去そして物語は新章へ?

『ゴールデンカムイ15巻』を読む!

 

杉元たちは尾形、キロランケ、アシリパさん、白石を追って樺太へ向かう。現在の杉元チームのメンバーは、『不死身の杉元』『ゴールデンカムイの良心とも言うべき男・谷垣』『鯉登少尉(第七師団)』『月島軍曹(第七師団)』『アイヌの少年チカパシ』いや~ずいぶんメンバーが様変わりしましたね。ストーリーの巧みさですね。まさか、こんなストーリー展開になるとは、ますます目が離せませんね。

 

15巻の七割は、男たちの肉体美、『スチェンカ』素手での殴り合いにまつわる話です。情報を集めて酒場へ集まった杉元たちでしたが、杉元が酔っぱらいに絡まれて殴り合いの喧嘩になります。もちろん杉元の勝利。杉元たちは素手での殴り合い正式名称は『スチェンカ・ナ・スチェンク』(壁対壁の意味)に参加することになります。

 

 

その『スチェンカ』のチャンピオン的な男こと、刺青囚人・岩息舞治(ガンソク マイハル)なのです。そしてこの岩息がまた強い、囚人時代にあの牛山を殴り合いだけでなら勝利しているとう強者なのです。牛山は柔道家ですからね。関節とか投げ技がありますね。そして岩息、紳士的な男なのです。野蛮な感じではないのです。

 

あなたにとってスチェンカとは?

 

 

岩息舞治は言います。NHKのプロジェクトX的な雰囲気ですね。

 

 

自己表現です

 

絵や歌や文章や

踊りなんかで

自分を表現するのと同じこと

 

私はこいつで

誰でもぶん殴るのです

 

小さい頃から

私という男を知ってもらう

唯一の方法として

選んだのが

暴力だった

 

でも・・・

嫌われちゃいましたね

そんな私を世間は理解しませんでした

 

 

異端ではありますが岩息、基本はいい人そうなのです。ただ表現が暴力いや、殴り合いとう表現方法を用いてしまっているのです。悲しいことですね。それでも岩息は殴り合いを通じ杉元と友情が芽生えます。ガキ大将同志が喧嘩をして仲良くなるパターンですね。やがて岩息はロシアへ旅立っていきます。

 

 

それはそうと、アシリパさんがどうなっているのか心配じゃありませんか?一体全体、アシリパさんの身はどうなってるんだ?ですよね。安心してください。尾形、キロランケ、アシリパさん、白石の四人旅ですが、楽しそうです。トドを捕まえてみんなで食べていたりします。アシリパさんも活き活きしながら狩りに参加しています。「おらあッ!!」とか叫んでいます。

 

ここには

お前の父親・・・

ウィルクの生まれた村が

あった

 

ウィルクの母親も・・・

そのまた両親も

 

日本とロシア

2つの国の間で

すり潰されて

消えてしまった

 

『のっぺらぼう』ことウィルク、アシリパさんの父親が亡き後、金塊の秘密を握っているのはどうやら、アシリパさん本人のようなのです。ただ本人は全くの自覚なし。アシリパさんが旅のなかで成長することによって、金塊の謎がわかったりするのかもしれませんね。

 

 

 

そして15巻では月島軍曹の過去が語られています。

 

 

 

 

 

第七師団・月島軍曹という男とは?

 

月島軍曹は佐渡の生まれ、「悪童」「荒くれ者」「糞ガキ」そう周囲から言われて育った幼少時代。それもそのはず「人殺しの息子」月島軍曹の父は悪い噂のある男でした。月島は戦争のあと、村の娘と駆け落ちをする約束をしていました。

 

「この島に

俺の居場所は無いけれど・・・」

 

「戦争が終わったら一度だけ

お前のために帰る」

 

「その時に

駆け落ちしようか」

 

が、月島軍曹が村に帰る10日前です。約束した彼女は行方不明になっていました。そして履物が海岸で見つかるとう・・・。村には月島戦死のデマが流れていたのです。月島は必死に彼女を探します。そして思うのです。自分が戦死したとうデマはどこから流れたのか?

 

デマを流したのは実の父でした。月島のたまりにたまっていたものが噴出してしまいます。月島は父を殴り殺してしまっていたのです。

 

屑の中の屑だとは

身に染みて分っていましたが

どこまで俺の人生の足を引っ張れば

気が済むのか

 

月島は死刑囚になっていたのです。ただ鶴見中尉はそんな月島の中に何を見出したのか?自分の部下にスカウトします。

 

月島・・・

貴様はロシア語がペラペラだったな?

 

月島、ロシア語なんて喋れません。しかも死刑囚です。それでも鶴見中尉は月島を信頼できる人間と判断したのです。ロシア語が堪能な人間は少ない、温情が与えられるとの判断のもとです。

 

ならば死んだ気になって勉強しろ!! 

 

そして鶴見中尉は月島の最愛の人が本当は生きていることを伝えます。実はお金持ちの人の嫁になっていた。と言うのです。ただ月島が生きていたのでは、娘は嫁に行かない。だから村全体で月島戦死のウソをついたと言うのです。

 

ただ鶴見中尉、情報将校です。これは本当のことなのでしょうか?

 

日露戦争中に、月島は同郷である佐渡の兵士に会います。そこで月島の最愛の人が生きているとう話が鶴見中尉の嘘であることを知ります。月島は鶴見中尉に殴りかかります。

 

なんで

あの子の骨が・・・

 

どうして親父の

家の下から

見つかるんだ!!

 

親父が

あの子を・・・!?

 

鶴見中尉は言います。

 

お前が死刑を

受け入れていたからだ 

 

なんでも鶴見中尉、信頼できる部下である月島を助けたかったとのこと。そのため最愛の人が生きていることを知れば、月島が自分が死刑囚の身であることに後悔が生まれると考えたとのこと。そして且つ、最愛の人の遺骨が月島の父親の家の下から出てきたのは鶴見中尉の仕業とのこと。

 

幼い頃から虐待され

過去に殺人もある素行の悪い父親によって

戦争へ行っている間に

婚約者を自殺に見せかけて殺され

逆上し殴った末の過失致死

 

というのが中央の信じた筋書きだ

 

鶴見中尉は月島を裁判なしに監獄から出すために行ったことだとうことを、ぜんぶ話すのです。ただ鶴見中尉、月島に最愛の人の情報を伝えた兵士、月島と同郷である佐渡出身との兵士とも通しているようなのです。月島に事実を伝える、それも鶴見中尉の作戦だったのです。

 

 

鶴見中尉は言います。

覚悟を

持った人間が私には必要だ

身の毛もよだつ汚れ仕事を

やり遂げる覚悟だ

 

我々は阿鼻叫喚の地獄へ身を投じる事に

なるであろう

 

 

月島は言います。

鶴見中尉に救われた命ですから

残りはあなたのために使うつもりです

そして死んでいった者たちのためにも

 

 

鶴見中尉は大きな作戦を成し遂げるために、信頼できる部下が必要だったとうことなのでしょうね。そして月島軍曹は信頼できる部下であるという証明の話なのでしょうね。そうなってくるとゴールデンカムイの今後のストーリー展開に、月島軍曹は色々関わってきそうですね。

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。