なんだろう?なんかグッときた

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ふいに実家に帰ったら、草むしりをさせれるの巻!

実家の草むしりをさせられた話!

 

すみません。最初に申し上げておきます。実家の草むしりをした話です。それ以上でもなく、それ以下でもありません。

 

10月8日は2018年の体育の日である。それにともなって、この三連休には運動会が開かれたりするのだそうだ。お子さんのいる会社の同僚や友人などは、なかなか忙しそうである。今年が初めての運動会を迎えるお父さんやお母さんなんかは、尚更だ。カメラがどうのと、場所取りがどうのと、ぼくに出来ることはただ黙って聞くこと意外はないようである。

 

なんだかみんな、忙しそうである。ならばとぼくは一旦実家に帰ってみることにした。ふいに実家に帰るのだ。突然帰ってみるのだ。実家に着くなり母が言った。「草むしりをして」

 

庭先のちょっち先の土地が草だらけだと言うのだ。実家で飼ってるトイプードルが、そこを歩くたびにくっつき虫が、足や顔にくっついてしまっているとのことだ。なんでも必死に足や顔についたくっつき虫を取ろうとしている仕草が愛らしいとのこと。ぼくは途中で話が脱線したなあと思いながらも、特にそのことについて伝えることなく、草むしりを断った。

 

 

ぼくはもう、シティーボーイなのだ。服が汚れるじゃないかい?汗をかくじゃないかい?土で汚れてしまうじゃないかい?やめておくれよ。いや、そもそも田舎にいる時から、ぼくはインドア派なんだ。山の民のような同級生たちが川に槍突きを行く中、ぼくは本来ならば家で『星のカービィ』をやっていたかったのだ。だが、無理やり山の民たちに川に連れ去られていた。

 

やがて山の民たちは開高健さんの著書に影響を受けて、釣りを始めた。ぼくはと言えば、良かれと思い、おやつのポテトチップスを撒き餌の如く川に撒いてみたところ、同級生である山の民たちに本気で怒らたものだ。別にぼくは川に行きたいなど言ってはいないのに、どの年齢であろうとも、社会は不条理に満ちているのだ。なにが言いたいのかというと、話が脱線するのは遺伝なのかもしれない。

 

母は、草むしりを断ったぼくを他所に、準備を進めていく。なんでもくっつき虫がつくため、布の素材の服ではなく、ビニール素材の服に着替えるように、とのことだ。どこからか服を出してきた。これまでぼくが実家に戻った際、いつだってパジャマがスムーズに出てきたことはない。不思議なものである。

 

ぼくは再度、母へ草むしりをすることを了承していないことを伝えようとしたところ、母は最近体調が悪かったりもするよの的な話を始めた。ぼくも鬼ではない。

 

 

 

 

 

いざ草むしりへ!

 

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なるほど、なるほど。二十畳ほどの広さだろうか。草が生い茂っている。軍手をして作業に挑もうとしたところ、なんでもくっつき虫がつくから、ビニール素材の手袋を渡される。

 

母より、もうこうなっては除草剤は効かない。だから、とにかくなんでもいいから草を抜いていけばいいとのこと。ぼくは言われたとおり、草を抜き始めた。ぼくは名前の分からない草を抜いていく。

 

 

ご近所さんがぼくの前にある、舗装されている道を通っていく。ぼくは満面の笑みで、こんにちわとあいさつをする。決して不審者ではありません。あの家のモノです。息子なのです。そんなメッセージを込めてだ。小学生ぐらいのお子さんが前を通ったので、あいさつをしてみると、無視された。そういう時代なのだろうか?もうぼくが住んでいた頃の田舎とは、価値観が少し違うのかもしれない。

 

ぼくは蚊やミツバチなんかに怯えつつも、草むしりを続けていく。一時間ぐらいしたころだろうか?もう汗でびっしょりである。母が二本の刈り込みバサミと熊手を手にやってきた。母の全身がビニール素材で覆われたいた。足元は長靴だ。まるで何かの化学班の人のようだ。

 

母は言う。「抜かなくてもいいから、切ればいいのよ」

いや、先ほど私、なんでもいいから抜いてと母に言われました。そして道具があるのならば、もう少し早く・・・。

 

 

とにかくぼくは、母と一時間ほど作業を進めた。

 

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母は言う、夕食は〇〇〇に食べに行こう。

 

ぼくには〇〇〇の部分、おそらく店名が『う〇こ』にしか聞こえなかった。ぼくは聞き返すことなく、黙って頷いた。それは疲れていたからじゃない、優しさからだと思う。同じ空の下、どこぞの場所では運動会が行われているのだろう。なんだかんだ言いながらも結果、家族っていいもんだな~とか思ってみました。

 

夕食時、母よりあんたそろそろ結婚とかしないの?との話。ぼくは話が脱線するのをただ静かに待つことにした。

 

 

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最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。