そうだ!画力をあげよう。

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鴻上尚史さん著書【ロンドン・デイズ】読んでの感想!

鴻上尚史さん著書『ロンドン・デイズ』を読む!

 

この本は、演出家の鴻上尚史さん(こうかみ しょうじ)が一年間ロンドンに暮らし、演劇学校で学んだお話です。その時のクラスメイトの中には、後に映画『ロード・オブ・ロング』で有名になるオーランドブルームもいます。ただ、鴻上さん特別仲がよかったわけではないようで、オーランドブルームとの思い出はほとんで出てきません。

 

ただですね。鴻上さん39歳、同級生の演劇学校の生徒たち、20代前半。鴻上さん、英語が得意ではない。しかもロンドンという異国の地。英語が出来なくて授業に支障をきたすならすぐに参加を停止すると言われているとのこと。こりゃあ、おもしろくなりそうな展開ですね。

 

 

『ロンドン・デイズ』の目次!

 

はじめに

 

1章 そんなわけでロンドンに来た

  

2章 ショウと呼んで下さい(入学1週目)

 

3章 マッサージキング(2週目~4週目)

 

4章 気分はミアキャット(5週目~一学期終了)

 

5章 アイム・フリー!(二学期)

 

6章 いよいよ「シェイクスピア」である(三学期)

 

単行本版あとがき

 

<巻末スペシャル対談> 片桐仁×鴻上尚史

 

文庫版あとがき

 

 

 

 

 

『ロンドン・デイズ』の感想!

 

この本の帯にはこのように書かれていました。

 

こんな方におススメ!!

1.海外出張・海外留学を考えている。

2.英語力を磨きたい

3.海外のノウハウを知って演技を上達させたい

4.とにかく、笑いたい

 

ぼくは海外に出張の予定もなければ、英語力を磨いてもいません。そして役者ではありません。舞台もあまり見ません。失礼ながら鴻上尚史さんのことを、詳しく知っているわけでもありません。お顔はテレビで見たことはあります。じゃあ、なんで感想なんてかくのかね?そう思ったりしませんか?

 

この、『ロンドン・デイズ』、おもしろいのです。旅行モノのエッセイ的な本はないだろうか?異国の文化に多少なりふれたいのだ。しばらく旅行にも行っていない。日々の生活だけでは閉塞感が高まってしまう。ええい!どこかに高い青空はないだろうか?そしてお手軽に読めるやつ、難しくないやつ、楽し気なやつがいい。なにかないだろうか?そんなに風に書店にて探していたところです。

 

 

たまたま手にとって読んでみたところ、あら、あらあらです。あっと言う間に読み切れてしまいました。なんでしょうね。適度におもしろいのです。もちろん、おもしろいだけでなく、切なくなることもあります。まあ、ね。なかなか上手くもいかなかったりですよねぇ・・・。とか思いつつも、基本、適度におもしろいのです。

 

 

ぼくが学生時代、高級中華料理店のホールでバイトをしていた時のことです。見た目には堅気の人物とは、とうてい思えない料理長が言っていました。「美味しいってどういうことだ思う?」その日はなんでか知りませんが、ロックな料理長がまかないを作ってくれたのです。料理長は言いました。「二口、三口と食べたくなるかどうかだ」ぼくも含め、ホールの人間、見習い中の料理人たちが、大きく頷きました。みんな、料理長が怖かったのです。

 

 

えっ?なにが言いたいの?

ですね。

 

鴻上さんの『ロンドン・デイズ』を読んでぼくは、10年以上前の思い出がよみがえってきました。きっとロックな料理長は味が濃ければ美味しいってもんじゃない。的なことを言っていたのだろうか?まあ、ぜんぜんぼくが検討ハズレの可能性はあります。

 

 

ただですね。どんなんなんだろう?どんなんなんだろう?とページをめくる手が止まりません。あっと言う間に一冊読み終わる。しかも言葉の通じない異国の地でコミュニケーションをとることの困難さ、それって日本語が通ずるのにコミュニケーションが困難な相手へも応用が出来るんじゃないだろうか?そんな風に思えます。

 

ぼくは演技のことはわかりません。それでも日々、仕事をしていく中で、伝えることの難しさは感じますね。お互いのコミュニケーションがもっと上手くいっていれば、こんなめんどうな問題になっていなかったんじゃ・・・。てゆーか、トラブルの大半って、コミュニケーションが不全が原因だったりするんじゃ・・・。無論必ずしもそうとはいえませんが。そしてべつに、『ロンドン・デイズ』そのことに対しての問題解決方法が書いているわけでもありません。

 

ただそれでも、異国の地、言葉が通じない。自分だったらどうするだろう?そして、こんな場面、どう思うだろう?

 

誰かが言っていました。『ロンドン・デイズ』の中に書かれていたわけでもありません。『人の気持ちになるなんてことは無理だ。だから、相手を思いやるんだ』コミュニケーションの根幹て、そうこうことなのかな~なんて思ってみたり、そう思いつつも、数時間後には忘れてしまうような・・・。でもこの『ロンドン・デイズ』の雰囲気は、忘れちゃうことも許してくれるような、なんだかふゃ~とおもしろいのです。

 

演技をやられている方や、海外に留学する予定のある方が読むと、また違う学びがあるのかもしれませんね。ただ別に、演技しません、留学もしません、そんなぼくでも、ちょうどよく楽しいのです。ふゃ~とおもしろいのです。次の一口、次の一口が、止まらないですね。

 

 

ロンドン・デイズ (小学館文庫)
鴻上 尚史
小学館
販売価格 ¥745(2018年9月7日22時45分時点の価格)

 

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。