そうだ!画力をあげよう。

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夏、初めての家族旅行!行き先は北海道!弟泣き叫ぶ!

初めての家族旅行!行き先は北海道!

 

ぼくがまだ、小学校にあがったばかりの頃だったと思う。小学校には夏休みと言うモノがあるのか、毎日休みでいいなと日々を過ごしていた。そんなある日の夕方である。母は言った「明日から北海道旅行に行きます」

 

 

ぼくは言われたことの意味がわからなかった。北海道?旅行?明日から?いや、オレ!明日シュウくんと遊ぶ予定あるし!我が家の母はいつも唐突である。初めての家族旅行に、ぼくはぜんぜん乗り気ではなかった記憶が鮮明にあります。そしてぼくよりも乗り気でなかったのは、三歳年下の弟だ。

 

 

彼は北海道旅行の意味がわかっていなかったと思う。ぼくと母、そして自分の三人が、どこか知らない土地へ行く。そんな風に考えていたような気がする。旅行という概念がまだなかったのだとう思う。彼は泣き叫んだ。とにかく遠くに行きたいはない。なぜそんなそんなことをしなければならないのだと、泣き叫んだ。父親と一緒に留守番をするのだ!とにかく彼は泣き叫んでいた。未知への恐怖、いや未知だから恐怖。彼は恐れていた。

 

 

そんな彼に母は言った。「帰りに好きなゲームソフトを一本買ってあげるから」彼は泣き止んだ。もはやどちらかと言うと、北海道旅行に乗り気である。ぼくは完全に自分も行きたくないんだとう話をするタイミングを逃していた。

 

 

 

 

家族三人、北海道旅行!

 

小学生のぼく、三歳下の弟、そして母は朝早く新幹線に乗っていた。行き先は空港。どうやら我々は、これから飛行機に乗るらしい。人生初の飛行機だ。飛行機に乗ることは、新幹線に乗り込んだ後、母から聞かされた。そう我が家の母は唐突なのだ。僕は考えていた、もう少し早く飛行機に乗ることを知ってたならどうしていただろうか?

 

 

おそらく友だちのシュウくんに話していただろう。なんだかわからないが、雲の写真を眺めていたりしたのかもしれない。空に思いを馳せていたのかもしれない。ただもうぼくは、約一時間後には空の上にいる予定だ。ぼくは緊張してドキドキしていた。ぼくは母に聞いてみた「飛行機って事故とか大丈夫なの?」

 

 

母は言う。「そのときはその時よ」

ぼく「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

四泊五日の北海道旅行!

 

北海道に無事ついた。ぼくは驚いた。小学校にあがったばかりのぼくは、北海道は一年中、雪が降っているものだと考えていたからだ。雪ぜんぜんない・・・。雪がないじゃないか!そう、人は旅に出ると学ぶのだろう。

 

 

北海道、どこでだったのかわからないが、我々三人はカニを食べた。美味しかったんだとう。味は覚えていない。カニを食べている途中で弟が、ゲームソフトを買ってもらう約束を思い出したのだ。彼は我々がカニを食べている横で泣き叫んだ。いつになったら、ゲームソフトを買ってもらえるんだとう涙だと思う。母は彼にまだ、帰り道ではないことを伝えた。が、彼は泣き叫び続けた。彼にはまだ旅行という概念がなかったのだ。それに加え、ぼくと弟はまだ、この旅行が何日間で、どこを訪れるモノなのか、知らない。

 

 

母は泣き叫ぶ弟の横で、しばらくカニを食べ続けていた。しばらくすると母は、弟にカニみそをすすめだした。ぼくは思っていた。それで泣き止むのか?いや、泣き止まないだろう?・・・不思議と弟は泣き止んだ。カニみそのお味噌汁が彼の舌にヒットしたのだ。おいしいってすごいですね。

 

 

小学生のぼくは、小樽の夜景を見て思っていた。早く家に帰りたい。弟はぼくの隣で夜景を見ていた。彼はなにを考えていたのだろうか?母は購入したインスタントカメラだで夜景をバシャバシャ撮っていた。夜景をバックに三人で記念写真を撮った。笑顔なのは母だけである。彼女はなにを考えていたのだろう?旅行後、出来上がった写真を見ると夜景は映っておらず、真っ暗な背景を前に、笑顔の三十代女性と浮かない表情の十歳未満の少年二人が立っていた。

 

母は言う。「そういえばプロっぽい記念撮影の人がいたわね。ああいう人にとってもらわないとダメね」そういいながらもわりと満足そうだった。

 

 

ぼくと弟は旅行の序盤で、まりもの入ったキーホルダーを購入した。そして旅行の中盤にはそのキーホルダーを無くしてしまっていた。

 

 

 

 

我が家の北海道旅行!旅行の後半

 

ぼくと弟は札幌駅にて迷子になった。札幌についてすぐの出来事だ。ぼくと弟は売られていたおもちゃに目を止めて、足を止めてしまった。気づいた時には母の姿はなかった。ぼくはわりと早い段階で決意した。ぼくらはこの先、この街に生きていくんだ。いや、生きていかざる得ないのだ。もう小学校には通えないのかもしれない。シュウくんや父には、もう会うことはないのだろう・・・。

 

 

今夜はとりあえず、目の前にあるマックの残り物をもらいに行こう。子ども二人だ、きっとくれるさ。いや今夜だけじゃない・・・。この先もずっと、ぼくらはマックの残り物を頂いて生きていくことになるのかもしれない・・・。こんなことなら、ちゃんと旅行に行きたいと自分の意思を伝えるべきだった・・・。ふと隣を見ると、そこに弟はいなかった・・・。

 

 

涙が出てきた。ぼくは声をあげずに泣いていた。お兄ちゃんである必要がなくなったからだろうか、それともただただ不安だったからだろうか?もう覚えてはいない。

 

 

弟が母を連れてやって来た。弟は普段から迷子慣れしているのだ。奴は家族でデパートになんかに行くと、必ず迷子になる。まさかその経験値が旅先で活きるとは・・・。今思うとけっこうそういうものだったりすると思う。

 

 

母と弟は、泣いているぼくを見て笑っていた。ぼくは腕で涙を拭いて、本当は泣いていないことを必死にアピールした。そして自分が考えた迷子になった後の札幌で生きているためのプランを母に話した。母は笑っていた。

 

 

その日の夜、札幌の屋台を三人で食べに出かけた。都会の女を気取った母。母は屋台の帰り道、道に迷っていた。チャックインしたホテルに帰れないのだ。もうすでに同じ道を三回通っていた。ぼくは泣いていなかった。なぜなら母が、道に迷っていないふりを続けていたからだ。そして子供ながらに、都内、女性、夜。どうやらしっかりしなければならないのは、ぼくのようだと考えていた。その後、母は我々を連れて無事にホテルに到着した。

 

覚えのある道を発見した時、母はぼくらに「ねっ」と大き目の声で言ってきた。ぼくは心の中で、迷ってたんじゃねーかよと思った。

 

 

 

 

北海道旅行、最終日!

 

北海道旅行の最終日はタクシーで移動だった。半日ほどタクシーをレンタルしたのだろうか?よく覚えていない。どこにいったのかも覚えていない。最終日は明日帰るにもかかわらず、弟がゲームソフトを買ってくれないと泣き叫んでいたからだ。

 

タクシーの窓から、おもちゃ屋が見えてしまったのだ。弟は何故?寄ってくれないんだと怒りを露にし、泣き叫んだ。

 

そこからなにをどう、どうゆう道順だったのか覚えていないが、ぼくら三人は水族館でヒトデを触っていた。我が家はわりと動物番組を見るのです。みなそれぞれに、動物の生態に興味があるのです。そのせいもあり、弟はゲームソフトのことなどどこ吹く風で、ヒトデを触っていました。

 

 

そして次に気づいた時には、父親が運転する車の中でした。帰り道です。帰りに新幹線、飛行機の記憶はありません。疲れていたんだと思います。だから母、眠い子供を二人を連れて、けっこう頑張ったんだと今なら想像できます。

 

 

そして父が運転する車は、おもちゃ屋さんに寄ることなく、眠った弟を連れて我が家に到着しました。また泣き叫ぶんだろうな?ぼくは寝ている弟を見て思っていました。

 

彼は翌日、泣き叫んでいました。彼の旅は、まだ終わっていないのです。泣き叫ぶ。そんな時って、まだみんな、旅の途中だったりするんでしょうかね。どうなんでしょうね。

 

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。