なんだろう?なんかグッときた

雑記ブログです。タイトルだけでも覚えて帰って下さい。

オードリー若林さん著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』感想!

オードリーの若林さん著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読む!

 

山里亮太さんの著書『天才はあきらめた』を読んでみました。おもしろかったです。友人に読むのをすすめてみようと思いました。個人的に一番すごいなと思ったのは、オードリーの若林さんの書かれたあとがきでした。

 

www.garyoku.xyz

 

 

オードリーの若林さんの書かれた文章がとてもおもしろいのです。ならば以前より気になっていた若林さんの著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んでみることにしました。

 

かなり期待して読ませて頂きました。きっとおもしろいのだろうと。しかしそう思いつつも、どこかでその期待以上のモノではないのだろうと思っている自分もいました。で、読んだ結果です。えっ!マジで?・・・ぼくは、感動していました。

 

 

いやいやいや、いや・・・。

目頭が熱いよ・・・若林さん。ずるいじゃないですか・・・。

 

 

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』は、ぼくの期待をはるかに超えて、おもしろかったのです。あれ?おれ、泣きそうなんだけど・・・いや、てか、泣いていない?なにこの不意打ち・・・。ずるいじゃないか・・・。キューバの旅エッセイだったんじゃないのかよ~~~~~~~です。

 

 

 

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の目次!

 

ruta1 ニューヨーク

ruta2 キューバ大使館領事部

(ruta2.5)家庭教師

 

ruta3 キューバ行きの飛行機

ruta4 トロント

ruta5     ハバナ空港からのホテル・サラトガ

 

ruta6 サラトガの屋上

ruta7 マルチネス

ruta8    革命博物館

ruta9 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

ruta10 第1ゲバラ邸宅にゲバラがいない

ruta11   10万人の聴衆はカストロのラップに乗ってサルサを踊る

ruta12 ラ・モデナ・クバーナのロブスター

ruta13 ラ・ボデギータ・デル・メディオのモヒート

ruta14   ホテル・ナシオナル・デ・クーバ

ruta15 国営のジャズバー

ruta16 ライトアップ、ガルシア・ロルカ劇場

 

ruta17 市場。配給所

ruta18   コッペリア

ruta19 キューバ闘鶏

ruta20 正しい葉巻のくわえ方

ruta21   おしゃれバルコニーとトタン屋根

(ruta21.5) ホテル・サラトガのWi-Fi

ruta22 サンタマリア・ビーチ

ruta23 7cuc

ruta24 トランスツールのバスに3人

ruta22 音叉

 

ruta26 マレコン通り

 

あとがき 東京

 

 

 

 

 

 

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の感想

 

オードリーの若林さんと言えば、人見知り芸人で有名ですね。ただそれ以上に、少し陰湿な所があり意外と難しいところがあるんじゃないだろうか?そんな感じがあったりしますよね。

 

本書にはこのような内容の箇所があります。

 

”みんな”が競争に敗れた者を無視してたんじゃなくて、新自由主義が無視してたんだ。

 

「なんだ、そんなことだったのかよ!」

 

ぼくは家に帰って本棚から自分の著書『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』を取り出し、「おい、お前の悩みは全部人が作ったシステムの中でのことだったぞ。残念だったな!」と言葉をかけた後、ひとつの儀式としてゴミ箱に捨てた。

 

 

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』は若林さんの価値観を楽しめます。若林さん、なんだか偏っているな~とか思いつつも、そんなことは濃度の違いだったりで共感できてしまうのです。で、読んでいるぼくは共感しつつも疑問がわきます。

 

どうしてこの方がキューバに行こうと思ったんだろう?

 

若林さんは5日間の休みを利用して三泊五日のキューバ旅行に行きます。キューバと言えば暑くて明るくて、陽気な国。どうしてそんなところへ、自分でもインドア派と言い切る若林さんが?もう大人だから人見知りは直ったという、人見知り芸人の若林さんが・・・?

 

 

本書の序盤で理由が語られます。

キューバは社会主義の国です。ですが、アメリカとの国交が回復しつつあります。若林さんは資本主義の中での競争にお疲れ気味なのです。というか、競争させられてることに疑問をもっているようなのです。だから今後、変わってしまう前のキューバに行きたかったのです。

 

なるほどな~と。一生懸命がんばっているということと、幸せになれるということは、また別の事だったりするのかな~的な疑問、あったりしますよね。終身雇用、年金、リストラ、ブラック企業、AI、弱者切り捨て、貧富の差、本書に出てくるこのような単語を繋げただけでも、よく聞く暗い話ができあがりますね。

 

それを考えると、若林さんが違う生きたかを探しにキューバに行くという話に納得がいきますね。

 

ただ、ただです。

 

本書はそれだけで終わりません。項目の『ruta26 マレコン通り』では若林さんがどうして資本主義の競争に疑問を持ったのか?の根幹がわかります。それはお父さんとの別れだったりします。自分でもフャザコンだと書かれている若林さん。血を通わせた関係の人たち。なんだかわかりませんが、ぼくは感動してしまいました。なんでしょう?なにが嬉しかったのでしょう?若林さんが変化していく姿が嬉しかったのでしょうか?

 

 

小説や漫画、物語の主人公は長い旅路の果てに、行って帰ってくると別人に成長していたりしますよね。人生はよく旅に例えられます。ただよくよく考えたなら、旅は人生の中に含まれていますね。なればこそ、非日常を過ごしたなら、結果、自分の日常について色々考えたりするようになりますよね。

 

うん。高く深く、生きている間にどこまで行けるんだろうな?と、ふとそんなことを思いつつ、どっか行ってみようかな~?とか素直に思ってしまいました。

 

 

 

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
若林 正恭
KADOKAWA
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