常夏ブライアン風味

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山里亮太さん著書【天才はあきらめた】を読んでの感想!

山里亮太さん著書『天才はあきらめた』を読む!

 

著者の山里亮太さんとは、南海キャンディーズ山ちゃんである。もはやテレビでその活躍を見ない日はありませんね。お昼も夜も、テレビで見かけますね。いつのまにかの大活躍です。山ちゃんと言えば、つっこみのワードセンスの良さですね。度肝もう抜かれることも、しばしばですね。

 

ぼくが初めてテレビで山里亮太さんを認識したのは、TOKIOが司会をしていたテレビ番組、ガチンコです。フャイトクラブが有名ですね。当時は南海キャンディーズの山ちゃんではなく、足軽エンペラーの人でした。特徴的な髪型と、メガネがぼくにはとても印象的でした。

 

それがいつぞやM-1の決勝戦です。あっ!足軽エンペラーの人だ!なんだ?南海キャンディーズって?なんだかすごくキャッチーなネーミングじゃないか!そんなことを思ったか思わなかった矢先のことです。なんて言ったのか具体的にはもう、覚えていませんが、とても言葉のセンスのいいツッコミが聞こえてきました。

 

元足軽エンペラーの人が背の高い女の人に、軽快に的確なことを洒落た感じで、言い放っているのです。あっ!きっと来年はこの人たちをテレビでたくさん見ることになるんだろうなあ・・・。ぼくはそんな風に思いました。

 

M-1グランプリは年末にあります。その次の年から山里亮太さんはずっとテレビに出ている。そして気づけば、今や司会をやっている。なんだか順風満帆だなあ。そんな風に思っていました。ただ、ただただ、『天才をあきらめた』を読むとぜんぜんそんなことはなく、山里亮太さんの苦労話が綴られていたりします。

 

ぼくが忘れていたM‐1グランプリ決勝戦での、センスがいいなと思ったつっこみですですが、『皆さん、その怒りのこぶしは日本の政治にぶつけてください』でした。しずちゃんこと、山里静代さんとの掛け合いの様子が浮かびますね。

 

 

『天才はあきらめた』目次!

 

はじめに

プロローグ

 

第1章 「何者か」になりたい

「モテたい」という隠れ蓑

母ちゃんの「すごいねえ」

「お笑いやってみたら」

全ては芸人になるために

逃げさせ屋」を無視する

大阪怖い!

人見知りは才能?

〝ならず者〞たちとの日々

先輩の涙

 

 

第2章 スタートライン

 

芸人養成所という魔境

相方は絶対男前

暴君山里

キングコングの快進撃

偽りでも天才になりきる

伸びる天狗山里の鼻

「もう許してくれ……」

 

 

第3章 焦り

 

富男君

加速する相方への要求

天才ごっこ

圧倒的な敗北感

モチベーションは低くて当たり前

芸人になれない日々

「おもしろい」がわからない

超戦略的オーディション

〝姑息ちゃん〞の勝利

初めてネタを創った日

解散

「もう一度」と言えなかった

いいネタはどうしたら生まれるのか?

媚びを売って何が悪い!

ピン芸人・イタリア人

最強の相方を探せ!

南海キャンディーズ結成

 

 

第4章 有頂天、そしてどん底

 

襲ってくる恐怖感

自分の立ち位置は何か?

やっと見つけた僕たちのネタ

お前たちは「素人だから」

怒りのパワーを成仏させる

僕を変えた運命の出会い

僕の中のクズとの付き合い方

「お前らのやったことの結果を見ておけ」

マネージャーを志願する男

嫉妬は最高のガソリン!

M‐1グランプリ2004スタート

医者ネタ

失うものなんか何もない

夢の始まり

M‐1バブル

しずちゃんとの初めてのぶつかり合い

ドヨーンの始まり

人と話すのが怖い

壊れていく心

M‐1グランプリ再び

「もう終わりだな」

 

 

終章 泣きたい夜を越えて

 

「おもしろいから早く死ね」

よみがえる「張りぼての自信」

しずちゃんへの嫉妬

最悪だったコンビ仲が

「M‐1に出たい」

周囲からの攻撃的な言葉

「死んだ! 」

しずちゃんの涙

初めて見た景色

 

 

解説 ぼくが一番潰したい男のこと

若林正恭(オードリー)

 

 

天才はあきらめた (朝日文庫)
山里亮太
朝日新聞出版
販売価格 ¥350(2018年8月12日22時52分時点の価格)

 

 

 

 

 

 

 

 

『天才はあきらめた』の感想!

 

潔いと言いましょうか、ほんとに正直に自分の思いや考えを書かれている気がします。だから読んでいるぼくの心も反応します。これがもし、読む人の心を動かすために戦略的に描かれているだけのものだと言うなら、もはやあっぱれです。清々しさすら覚えます。

 

山里亮太さんが過去に自分が行った、反省すべきような出来事の数々。ただ、実際のその行動を行っている時は気づきません。なぜなら正義は我にありです。でも、そんなことって、誰しもありますよね。しかしそれを今現在、正直に人に話せるということは、しっかり反省されたことの証明だったりするのでしょう。そして次に同じことを起こさないぞとの覚悟の表明だったりもするのでしょうか。どうなんでしょう。

 

 

『天才はあきらめた』それは山里亮太さんの成長の軌跡だったりするのかもしれません。天才ではない自分がしてきた努力の証明?。三十代、なんとなく自分って、あっ・・・きっと自分は何者にもなれないんだろうなあ・・・的なことを考えてみたりもしますよね。がむしゃらにやってた十代、二十代、本当はなんとなく自分でも気づいていたものを、いよいよ認めざる得なくなる時・・・。

 

最終章の泣きたい夜を越えては、文章の感情が乗っかっていて、読んでることらもどんどん引き込まれていきました。あっ・・・この人、これまでのことを反省している。そしてそれでもな、今に感謝している。そんなことが感覚的に伝わってくるような感じなのです。そんなことをされたら読んでいるこっちは涙ぐんでしまいます。

 

 

山里亮太さんは言います。

僕は才能がない。でも、そんな僕にある才能を見つけた。それは人に会う運がいいということだ。

 

 

「山ちゃんはそんなことしないと思ってた。ごめん、期待しすぎた。

全力で愛していくれた人の失望はどんな言葉よりも怖かった。

 

 

とてもとても陰湿だった山里亮太さんが、愛を知って変わっていくんです。山里亮太さんは言います。「天才はあきらめた」

 

 

が、この本はそんなことでは終わりません。

 

終わらないのです。

 

あとがきをオードリーの若林さんが書かれています。若林さんはあとがきの早い段階でさっさと山里亮太さんを、天才だと肯定します。ぼくは今まで読んできた内容って、なんだっただろうと思います。

 

若林さんは言います。

 

「天才になりたい」ともがいている間に、誰かに引導を渡していることに天才は多分気づかないのである

 

 

そこでぼくは思い出しました。なんの番組だったのかはわかりません。が、島田紳助さんが若林さんに「山里をどう思う?」的な質問をしていたのです。若林さんがなんと答えたのかは覚えていません。が、それ以上に島田紳助さんが山里亮太さんの凄さを認めていたことが記憶に残っています。

 

 

山里亮太さん言います。「天才はあきらめた」それでも、周りは山里亮太さんを天才と呼んでいたりもします。なるほどな~ですね。 「天才はあきらめた」それは一人の天才の成長の軌跡なんでしょうかね。どうなんでしょうね。何はともあれ、おもしろかったです。ただそれでも山里亮太さんのフャンになったのか問われたならば、そうでもないとう不思議。

 

 

そして若林さん、あとがきの文章がとても面白いのです。こんなにおもしろい文書を書かれるんだ!ぼくは気になっていた、オドリ―の若林さん著書のキューバへの旅行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の購入を決めました。とても楽しみです。

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

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